ota-syotenのブログ

日々の色々なこと

ありがたいの波紋

 ある時から、『引き寄せの法則』という言葉を聞くことが増えた。自分の思考が現実を作っているというのだ。どういうことだろうと、まず思った。スピリチュアル的な?もしかしたら、気の持ちよう的な?話なのかと思っていたら、意外にも物理学的にも証明されているという。『二重スリット実験』とか『シュレーディンガーの猫』とか…。私にはうまく説明できないが、どうやらこの世の中は、今まで思い込んでいたものとは違う法則で成り立っているらしい。

 

 「うーむ…」そうであってほしいが、あまりに自分が信じてきたものと違いすぎる。そこで、いろいろな本や、動画や、ブログなどを見てみると、だんだん本当なのかもと思い始めた。ならば実験をしてみよう。自分が望むことを思い描き、そして、日々を楽しむ。まあ嘘であってもその時はその時で考えればよかろう。そして楽しく暮らす。楽しいことを常に選びながら過ごす。愛と感謝の気持ちを持ちながら暮らす。

 

 だがしかし、楽しいばかりの人生に慣れていないためか、なかなかに難しいものだ。つい、ネガティブな世界を垣間見ては、ネガティブな気分に陥ってしまう事もある。

 

 それでも、そうこうしながらも、ふと気が付くのだ「あれ?アレとコレ、叶ってるよね」。ああなって欲しい、こうなってほしい、そう思っていたことが、実にさり気なく現実化している。それに気が付いたときの気分の高揚は、半端ない。自分でも思考を現実化できるのだ。すごい!

 

 まだ、メインの願いは叶っていないが、こうやって、気分良くしていれば、いずれ叶うはずだ。素晴らしいシステムではないか。

 

 だがしかし、ネガティブはやってくる。どうしてもやってきては、しばらく滞在する。「ドヨーン」とした気持ちになり、相手の言葉を素直に受け取ることができなかったり、やはりそんなにうまくはいかないはずだ…と思ったりしてしまう。愛と感謝など忘れ、イラッとしてしまう事もある。「やばい!このままでは、ネガティブな現実を引き寄せてしまう。」そんな焦りみたいな気持ちも出てくる。

 

 そんな時私には、最近どなたかの動画で目にしたやり方が、意外と効くと気が付いた。深呼吸をして、息を吐くときに「あー、ありがたい」と、しみじみと体に浸み渡らせるように声にするという方法だ。それをやると私は、本当にありがたいような気持ちになるのだ。感謝が体の細胞に浸みていく感じというのか。その時の自分は、もうネガティブな気持ちではない。ウキウキワクワクではないが、力が抜けていくような、大丈夫なような気持ちになれる。そして、そうなったことに、また「ありがたい」と感じ、波紋のような「ありがたい」の感情が広がる気がする。そしてまた、ポジティブに戻れる。

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「ありがたい」は素晴らしい。今日もまた、「ありがたいの波紋」を広げて、眠りにつこう。そして、ありがたいと思える現実を引き寄せるのだ。